Jonathan Saul
[ロンドン 20日 ロイター] - 米軍が19日に拿捕(だほ)したイラン船籍の貨物船「トゥスカ」には、米政府が軍民両用品(デュアルユース)とみなす物資が積載されている可能性が高いと、海事安全保障筋が20日、明らかにした。
匿名を条件に取材に応じた安全関係筋は、初期評価から、同船はアジアからの航海後、軍民両用品を積載している可能性が高いと指摘。関係筋の一人によると、同船は以前にも軍民両用品とみなされる物資を輸送していたという。
関係筋は具体的な品目については言及しなかった。米中央軍は、軍事および産業用途に利用される物資で拿捕の対象となり得るものに、金属、パイプ、電子部品などを挙げている。
イラン外務省はコメント要請にすぐには応じなかった。
米軍は19日、イラン南部のバンダルアッバス港に向かっていたイラン船籍の貨物船に対し、6時間の対峙の末、発砲してエンジンを停止させた。イラン軍報道官は「イランは米軍によるこの武装海賊行為に対し、間もなく対応し報復する」と述べた。