[ベイルート/エルサレム 20日 ロイター] - イスラエルは20日、レバノン南部の住民に対し、国境全域に延びる帯状の地域に立ち入らず、リタニ川周辺にも近づかないよう通告した。ヒズボラとの戦争を巡る停戦が続く中でも、レバノン南部に対する支配を強めている。
イスラエル軍は交流サイト(SNS)に、南部の21の村を赤線で示した地図を投稿し、住民に対し、その線と国境の間の地域に立ち入らないよう求めた。ヒズボラによる「継続的なテロ活動」に対応するため、イスラエル軍が南部で陣地を維持しているためだと説明した。
この地図では、住民が帰還すべきでないとされた南部の50カ所以上の村も示された。イスラエル軍はまた、リタニ川周辺に近づくことも認められないとした。リタニ川の大半は、イスラエル軍が住民に立ち入りを禁じた地域の北側を流れている。
米国の仲介による10日間の停戦は16日に発効し、イスラエルとヒズボラの戦闘はおおむね停止した。ヒズボラは20日の声明で、戦闘員が事前に設置していた爆発物が19日、イスラエル軍車両の通過中に爆発し、戦車4両を破壊したと発表した。