ダイエット時のリバウンドに似ている

ちなみに、ポルノ依存をやめようとする際には、まず避けるべきことがあるという。

一気にポルノを断とうとすることだ。

 事例:カズキさん(32歳)

 仕事のストレスから毎晩のようにポルノ動画を視聴していた私は、ある日、「もう今日から絶対に見ない!」とポルノ断ちを決意しました。

 最初の3日間こそ順調だったんです……。ですが4日目に強い衝動に襲われてしまいまして、「少しだけなら……」と視聴を再開。その結果、以前よりも長時間視聴してしまい、さらに自己嫌悪することに……。(81ページより)

「やめなくては!」という感情に背中を押され、勢いでやめてしまうと、それまで受けていた刺激を急に失うことになる。数日で強い欲求が湧き上がってくるのも、その反動だ。そのため、かえって以前よりも多くのポルノを見てしまう可能性も少なくないということである。

ダイエット時のリバウンドに似ているが、つまりは無理に抑制することは反動につながりかねないため、かえって危険なのだろう。

反動を防ぐためには、急にではなく、少しずつ視聴時間や頻度を減らしていく方法が有効であるようだ。脳は急激な変化には対応しづらいが、ゆっくりとした変化には順応しやすいからである。

著者は上記のカズキさんにも、「2週間ごとに視聴量を減らし、3カ月で視聴ゼロを目指す」アプローチに切り替えてもらったのだという。

「ポルノ減」という段階的な方法が現実的かつ効果的
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