Kentaro Okasaka
[東京 20日 ロイター] - 信越化学工業は20日、塩化ビニール樹脂の国内向け販売価格を1キロ当たり30円以上値上げすると発表した。5月11日納入分から。中東のホルムズ海峡の事実上の封鎖が続き、原料エチレンの価格高騰が続いているため。
原料価格上昇を吸収するため徹底的なコスト削減に努めているものの、企業努力の限界をはるかに超える状況が続いていると説明。塩化ビニールの今後の安定供給維持のためにも値上げが必要としている。
信越化学は、3月にも塩化ビニール樹脂を4月1日納入分から1キロ当たり30円以上、約2割値上げした。4月には中東情勢の影響による原油価格やナフサの高騰を受け、全てのシリコーン製品を国内外で10%以上値上げすると発表している。