[チューリヒ 6日 ロイター] - 赤十字国際委員会(ICRC)のミリアナ・スポリアリッチ総裁は6日、トランプ米大統領がイランに「地獄」を降らせると脅迫するなど、発言をエスカレートさせていることを受け、言葉と行動の両面で戦争のルールを尊重するよう各国政府に求めた。
声明で「各国は、言葉と行動の両面で戦争のルールを尊重するとともに、その尊重を徹底しなければならない」とした上で「世界は、生命よりも死を優先する政治文化に屈することはできない」と訴えた。
また、言葉にせよ行動にせよ、重要な民間インフラや核施設に対する意図的な脅迫が戦争における新たな常識になってはならないと述べた。
声明は中東での敵対行為に言及したが、特定の政府は名指ししなかった。
2月末の米国とイスラエルによるイラン攻撃をきっかけとする紛争では、発電所、水道施設、病院、道路、橋、住宅、学校、大学などが攻撃され、イランは報復として湾岸諸国の米軍施設などを攻撃している。