Jonathan Saul

[ロンドン 27日 ロイター] - 中国遠洋運輸集団(コスコ・グループ)のコンテナ船2隻が27日、ペルシ⁠ャ湾から事実上封鎖されているホルムズ海峡近くに向かい、その後引き返したことが分かった。船舶追跡データから明ら⁠かになった。イランは中国船の通過許可を保証すると⁠発言していた。

米調査会社ケプラーのデータによると、2隻は27日0350 GMT(日本時間午後0時50分)に海峡通過を試みたものの、その後引き返したとみられる。イラン戦争開始以来、大手海運グ⁠ループによる初のホルムズ海峡通過の試みとなる中、「こ⁠れは⁠安全な航行が保証できないことを示した」(ケプラーのアナリスト、レベッカ・ゲルデス氏)との見方が聞かれた。

27日のLSEGプラットフォームのデータによると、2隻はいずれも船舶⁠自動識別装置(AIS)で、船主および乗組員が中国人であることを示す信号を発信していた。イランのアラグチ外相は25日、イランは「中国、ロシア、インド、イラク、パキスタンを含む友好国に対し、ホルムズ海峡の通過⁠を許可した」と発言していた。

イランが湾岸諸国の船舶に対する攻撃強化を示唆する中、数百隻の船舶と2万人の船員が湾内に取り残されている。

コスコは現時点でコメントを発表していない。

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