Kentaro Okasaka

[東京 27日 ロイター] - 三菱ケミカルは27日、食品包装用ラップフィルム「ダイアラ⁠ップ」関連製品を現行価格から35%以上値上げすると発表した。4月21日納入分から適用する。中東情勢悪化により、⁠ナフサを原料とする原材料価格高騰で製造コス⁠トが上昇しているため。

同社製品はスーパーや飲食店など業務用での用途が多いという。

ペルシャ湾・ホルムズ海峡の事実上の封鎖で⁠ナフサの調達環境が悪化しており、ナフサを原料⁠とす⁠るエチレン減産も相次いでいる。

また、インクジェット用紙の表面加工などに使われるポリビニルアルコール製品群の3製品も、4月1日出荷分か⁠ら国内取引で1キロ当たり70円値上げすることも発表した。輸出取引価格も引き上げる。

ポリビニルアルコールの原料となる酢酸ビニルモノマー(VAM)についても1キロ当たり40円値上げする。

同社は26日、紙お⁠むつや塗料、粘着剤などに使われる原料、弁当容器のふたに使われる製品を値上げすると発表しており、身近な製品に絡む値上げが相次いでいる。

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