[モスクワ 25日 ロイター] - ロシアのバルト海における主要輸出拠点であるプリモルスク港と⁠ウスチルガ港で25日、ウクライナの大規模な無人機(ドローン)攻撃により火災が発生し、原油と石油製品の積み込み作業⁠が停止した。2人の関係筋がロイターに明らかにした。

今回の攻撃⁠は、ロシアの石油輸出施設に対する攻撃としては最大級で、中東情勢の緊張が続く中、世界の石油市場にさらなる不透明感をもたらす可能性がある。

メッセ⁠ージアプリ「テレグラム」に投稿された動画では、大量の黒煙⁠が空⁠高く立ち上る様子が映っていた。フィンランド紙ヘルシンギン・サノマットによると、煙はフィンランド湾を挟んだ数十マイル離れた地点からでも確認でき⁠た。

フィンランド湾に面するウスチルガとプリモルスクは、22日にもドローン攻撃を受け、石油製品と原油の積み出し停止を余儀なくされたが、23日には暫定的に積み込みを再開していた。

レニングラード州のドロズデンコ知事は25日、⁠州内各地へのドローン攻撃を受けてウスチルガで火災が発生したと発表した。死傷者は報告されていない。関係筋はロイターに、貯蔵設備が炎上しターミナルは封鎖されたと語った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。