[ソウル 25日 ロイター] - 韓国半導体大手のSKハイニックスは25日、年内の米国預託証券(ADR)上場に向けた届出書を米⁠証券取引委員会(SEC)に非公開提出したと発表した。関係筋によると、調達額は最大140億ドルに上る可能性がある。

関係者によると、同社は発行済⁠み株式の約2─3%を上場する計画で、調達資金は韓国・龍仁市と米インデ⁠ィアナ州の半導体工場への投資に充てる考えだという。

世界最大級のメモリーチップメーカーであるSKハイニックスは、人工知能(AI)データセンター向けの旺盛な需要に対応す⁠るため、生産能力の拡大を進めている。同社の株価は25日午前に3.8%上昇した。

ロイタ⁠ーの⁠試算によると、24日終値に基づく2─3%の株式発行は96億─144億ドルに相当し、2021年に米市場に上場したクーパンの調達額46億ドルを大幅に上回る可能性がある。

同社は国内規制当局向け提出書類で「2026年中の上場完了を目指し⁠ているが、規模、構造、スケジュールなどの詳細はまだ確定していない」と述べた。

一方、投資家や弁護士で構成する韓国コーポレートガバナンスフォーラムは25日、SKハイニックスが米上場のために新株を発行することは既存株主の持ち分を希薄化させ⁠るとし、反対を表明した。

同フォーラムは、同社が26─28年に設備投資と研究開発投資を行った後でも十分な余剰キャッシュフローを生み出せるとし、自社株10─15%を買い戻し、その大部分を米上場に充てるよう要請した。

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