Greg Bensinger

[サンフランシスコ 17日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムのアンディー・ジャシー最高経営責任者(CEO)は17日、ク⁠ラウド部門AWSの年間売上高が人工知能(AI)のおかげで2036年までに自身による従来想定の2倍の6000億ドルに達する可能性があるとの見方を示した。

経営陣が全従業員向けに経営方針⁠などを直接共有するために開催した全社会議(オールハンズ・ミーティ⁠ング)における発言内容をロイターが確認した。

ジャシー氏は「私は過去数年間、このままのペースで推移すればAWSの年間売上高がこの先10年で3000億ドルに到達できると考えてきた。(しかし)AI分野で起きている事態によっ⁠てAWS(の売上高)は少なくともその2倍になってもおかしくないと思っている」⁠と述⁠べた。

AWSは25年の売上高が前年比19%増の1287億ドルだった。ジャシー氏の見通しは、今後10年で毎年17%近くの増収率になることを示している。

アマゾンは今年、主としてAI開発と関連インフラに2000億ドルを投じる計画。市場はこれを嫌気し、株価は急⁠落した。

ただジャシー氏は全社会議で「AIは極めて大規模な事業を構築できる、これまでにないチャンスを与えてくれる。われわれは非常に明確で重要な需要のシグナルも目にしている」と語り、単なるAIへの「期待」ではなく、実需を見越して投資をしていると強調した。

さらに「AWSがより急速に⁠成長するほど、短期的により多くの設備投資が必要になる。土地、建物、半導体、サーバー、ネットワーク機器などに先行投資しなければならないからだ。収益化の数年前からそうした投資を行うことを迫られている」と説明した。

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