Yousef Saba Florence Tan

[16日 ロイター] - アラブ首長国連邦(UAE)の1日当たりの原油生産量が半分以下に減少したことが、関係者2人⁠の話で分かった。イラン戦争とホルムズ海峡の事実上の封鎖により、UAEのアブダビ国営石油会社(ADNOC)が広範囲にわたって油田の操業一時停止⁠に追い込まれたためだ。

通常は世界の石油供給量の約2割が通過す⁠るホルムズ海峡を商業用船舶が航行できなくなったことで、世界のエネルギー市場に大きな混乱がもたらされた。

ADNOCは16日、石油積み込みと貯蔵の主要拠点であるUAE東部フジャ⁠イラ港での積み込みを、ドローンによる攻撃を理由に一時停止⁠した。⁠別の攻撃を受けて停止していた同港での操業は、15日に再開したばかりだ。

石油輸出国機構(OPEC)への報告によると、UAEの1月の石油生産量は日量340万バレル弱で、世界需要の3%強に相当する。

関係者2人の話⁠では、油田の操業一時停止は陸上油田と洋上油田の双方に及んでいる。ADNOCは以前、洋上油田での生産を削減していると明らかにしていたが、関係者は洋上油田での生産が全面的に停止されたと話した。

ロイターの報道によると、OPECで最⁠大の産油国であるサウジアラビアは生産量を約20%削減した。OPEC2位のイラクは生産量を約70%削減。アナリストの推計では、中東における石油生産の削減量は現在、日量700万─1000万バレルで推移しており、世界需要の7─10%に相当する。

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