Valentina Za Ludwig Burger

[フランクフルト/ミラノ 16日 ロイター] - イタリアの銀行大手ウニクレディトは16日、独コメルツ銀行の30%超取得を目指⁠して公開買い付けを開始すると発表した。コメルツ銀経営陣への圧力を強め、合併交渉を迫る。

ウニクレディトはコメルツ銀の株式26%を保有し、⁠トータル・リターン・スワップ契約を通じてさらに4%を保有。発表文で「⁠ウニクレディトは支配権を獲得することなく、コメルツ銀に対する権益の比率が30%超になると見込まれる」と述べた。

「本提案はドイツ買収法に規定される30%の『クリフエッジ』を⁠越え、今後数週間のうちにコメルツ銀およびそのステークホルダー⁠との⁠建設的な対話を促進することを目的としている」と付け加えた。

ウニクレディトによると、ドイツの規則に基づき、市場監督当局が買い付け価格を決定することになる。コメルツ銀株1株に対⁠しウニクレディト株0.485株の割り当てが見込まれるという。これはコメルツ銀株1株当たり30.8ユーロの価格を意味し、13日終値に対して4%のプレミアムとなる。

ウニクレディトは初期投資以降、コメルツ銀の完全買収に対してドイツ国内から強い反対に直面。全てのステークホ⁠ルダーが支持する場合にのみ、そのような動きに出ると繰り返し述べている。

ウニクレディトは声明で「当行は、コメルツ銀行や主要なステークホルダーとの対話に前向きで、関係構築の意思がある」と述べた。

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