Parisa Hafezi Elwely Elwelly
[ドバイ 12日 ロイター] - イランの新たな最高指導者に選出されたモジタバ・ハメネイ師は12日、選出後初めて声明を発表し、ホルムズ海峡の封鎖について「敵に圧力をかける手段として継続すべき」と表明した。イラン国営テレビが声明を読み上げた。
モジタバ師は「イランは殉教者の血の復讐をためらわない」とし、「地域にある米軍基地は全て即時閉鎖されるべきで、これらの基地は攻撃対象となる」と警告。「イラン国民は国の防衛を継続し、敵に後悔させることを要求している。ホルムズ海峡の封鎖という手段は今後も使い続けなければならない」と述べた。
その上で「われわれは近隣諸国との友好を信じている」とし、米軍の「基地のみが標的」と述べた。
また、国民の結束を呼びかけると同時に、親イラン派の「抵抗の枢軸」を「イランの最良の友人」と呼び、イラン革命の価値観と切り離せないという見方を示した。
国営テレビは、モジタバ師が今回の声明を自身が読み上げるのではなく、国営テレビのアナウンサーが読み上げる形で発表した理由について説明していない。
モジタバ師は米国とイスラエルによる2月28日の攻撃で殺害された最高指導者アリ・ハメネイ師の次男。今月9日に後継に選出されたが、アリ・ハメネイ師が殺害された攻撃以降、モジタバ師の映像は公開されていない。イラン当局によると、モジタバ師は軽傷を負った。今回の声明の中でモジタバ師は、妻や姉妹など複数の家族が犠牲になったと述べている。