[11日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェースは、プライベートクレジットグループが保有する特定の貸付債権の評価額を引き下げ、同セクターへの融資を引き締めている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が11日、複数の関係筋の話として報じた。
ソフトウエア企業向けローンが対象で、JPモルガンはこれらの企業が人工知能(AI)による劇的な変化の影響を特に受けやすいと見なしているという。
同紙によると、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は先週行われた投資家との非公開会合で、ソフトウエア資産を担保とした融資においてより慎重な姿勢を取っていると説明した。
ロイターはこの報道内容を今のところ確認できていない。JPモルガンからのコメントも得られていない。
プライベートクレジットとは、通常はリスクの高い借り手や大規模買収資金を調達する企業に対して非銀行系の貸し手が行う融資を指す。こうした融資は迅速に手配でき、銀行にとってリスクが高過ぎる借り手にもサービスを提供できる一方、信用の質やAIによる影響を受けやすいソフトウエア企業へのエクスポージャーに対する懸念の高まりが、急成長中の市場に影を落としている。