Rene Wagner

[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が10日発表した1月の輸出(日数・季節調整済⁠み)は、前月比2.3%減の1305億ユーロ(1520億6000万ドル)と、2024年5月以来最大の落ち込みとなった。

中国と欧州の需要減が響いた。ロイ⁠ターがまとめたアナリスト予想は2.0%減だった。

輸入⁠は5.9%減の1092億ユーロと、20年4月以来の大幅なマイナスを記録した。アナリストは0.2%増と予測していた。

INGのマクロ調査グローバル責任者でドイツ担当チーフエコノ⁠ミストのカーステン・ブルゼスキ氏は「米国の関⁠税は⁠依然として輸出の重しであり、米連邦最高裁の判決後に生じた新たな不確実性はあるものの、その全面的な影響が表れるのはおそらく⁠今年になる」との見方を示した。

同氏は中国需要の弱まりと競争激化に加え、イラン戦争の結果としてエネルギー価格が急騰していることもあり、ドイツはさまざまな逆風に直面して⁠いると指摘した。

地域別では、米国向け輸出が11.7%増の132億ユーロと、今月も最大だった。対中輸出は13.2%減の63億ユーロと、大きく落ち込んだ。欧州連合(EU)向けは4.8%減の716億ユーロだった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。