[マドリード 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのエスクリバ・スペイン中銀総裁は6日、⁠次回会合で政策金利を変更する可能性は低いとし、ECBは会合ごとに政策を判断すると述べた。中東紛争の影響を評価するにはさらなる時間が必⁠要との見解を示した。カタルーニャのテレビ局に語った。

「手⁠元にある情報を踏まえると、次回会合で金利に手をつける可能性は極めて低いと思う」と述べた。

中東紛争の影響は当然あるものと考えているとした上で、早期に終結すれば⁠影響は大幅に限定される可能性があるとも述べた。「消費者にとって重⁠要な⁠もの――日常的な物価――への影響は、数十分の1パーセントの話でそれ以上ではない」とした。

中東紛争を受けたエネルギー価格の高騰がインフレを押し上げ、成長に打撃を与える可能性がある。

「2%というイ⁠ンフレ目標は中期的な目標で、一時的な動きが必ずしもわれわれを決断に導くことはない。状況を注視し、時間の経過とともどの程度持続的な影響を与えているかを評価しなければならない」と述べた。

米軍のイラン攻撃に関連し、スペ⁠インが基地の使用を拒否したことを受けトランプ米大統領がスペインとの貿易を全面的に停止すると表明したことについては、正式に決まったわけではなく、影響を評価するのは時期尚早だと述べた。

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