[北京/上海 5日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)最大手、比亜迪(BYD)は5日、6年ぶりとなる車載電池の大幅刷新を発表した。競争激化で国内販売が急激に落ち込んでおり、起死回生を図る。
王伝福会長によると、第2世代となる「刀片電池(ブレードバッテリー)」は、マイナス20度という極寒の環境下でも12分足らずで20%から97%までの急速充電が可能で、航続距離777キロを達成する。
プレミアムブランド「騰勢」のZ9GTや、高級ブランド「仰望」のU7では航続距離が1000キロを超える見込みだ。
また急速充電ネットワーク「フラッシュ・チャージング」の拠点を年末までに2万カ所に拡大する方針。3月5日時点で4000拠点以上を建設済みだ。
BYDは昨年の値下げ競争に伴う株価暴落などを受け、今年は航続距離の長いプラグインハイブリッド車(PHEV)を投入するなどしたが、昨年後半から始まった販売減少を食い止められず、今年1、2月の販売台数はライバルの吉利汽車に抜かれた。