[ワシントン 5日 ロイター] - 米労働省労働統計局が5日に発表した2026年1月の輸入物価指数は前月比0.2%上昇した。エネルギー製品の価格低下が資本財価格の上昇によって相殺された。ロイターが調査したエコノミスト予想は0.2%上昇だった。
2025年12月は0.2%上昇に上方修正された。前回発表は0.1%上昇だった。
1月は前年比では0.1%下落した。12月は横ばいだった。
輸入燃料価格は1月に2.2%下落した。12月は1.1%下落だった。食料品価格は0.2%上昇。燃料と食品を除くコア輸入価格は0.5%上昇した。12月は0.3%上昇だった。
コア輸入物価は前年比では1.6%上昇した。これは米国の主要貿易相手国の通貨に対するドル安を一部反映している。
輸入資本財価格は0.4%上昇した。主に非電気機械の0.5%上昇が影響した。
自動車を除く輸入消費財は0.1%上昇した。自動車・部品・エンジンの価格は0.2%上昇した。
輸入航空旅客運賃は、12月の6.4%上昇から10.1%下落に転じた。
しかしこのところ、中東での紛争拡大により石油の供給と輸送が混乱し、原油価格が上昇している。紛争以前からインフレ圧力は着実に高まっていたが、米連邦準備理事会(FRB)は3月17─18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を据え置くと予想されている。
JPモルガンのエコノミスト、マイケル・ハンソン氏は「中東における最近の出来事は、今後の輸入燃料価格の上昇圧力を示唆している。さらに、全般的な米ドルのこれまでの弱さや輸入ハイテク製品に対する強い需要は、非燃料輸入価格に継続的な上昇圧力を与える可能性が高い」と述べた。
この報告は昨年の政府閉鎖により発表が遅れていた。