[5日 ロイター] - モルガン・スタンレーは5日、中東情勢に起因するインフレリスクを理由に、欧州中央銀行(ECB)が今年、政策金利を据え置くと予想した。
これまでは6月と9月にECBが2回の利下げを実施すると予想していたが、27年に先送りした。バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチも先月に26年の利下げ予測を撤回した。
モルガン・スタンレーのアナリストはリポートで「最近のエネルギー価格高騰を受け、ユーロ圏のインフレ率は今年ECBの目標を上回る可能性が高い」と指摘した。「27年には再び目標を下回る可能性があるが、これはエネルギー市場の急速な正常化を前提としている」と述べた。
同社は27年にインフレ率が低下すると予想しているが、エネルギー価格が高止まりすれば、利上げの可能性を探ることになる。