過去は変えられない。でも過去の「意味」は変えられる

──「過去の意味は変えられる」というアドバイスも強く印象に残りました。

「〜のせいで」と言った瞬間、出来事はマイナスに固定されます。でも「〜のおかげで」に変えた瞬間、今に意味が生まれます。

過去そのものは変えられなくても、過去の意味は変えられます。私自身、第一志望の大学に入学できなかったおかげで、第二志望の大学の最初の授業で隣に座った女性と結婚することができました。このように、すべて「~のおかげで」と考えているので、人生において後悔していることは何もないですね。

ネガティブな出来事ほど重力が強く、つい引っ張られてしまいがちです。でも、過去の意味付けを変えると、未来を作れるようになる。だから、本書で紹介している「ネガティブな出来事をリストアップして、 “おかげで” を付け足す」というワークをぜひ試してみてほしいと思います。

──読者が読み終えたあと、最初に試してほしいことを1つ挙げるとしたら何でしょうか?

先ほどもお話しした、過去のネガティブな出来事の捉え方を「○○のせいで」から「○○のおかげで」に捉え直すことですね。引きずっているものが軽くなるだけでも、大きな効果が期待できます。

「自分が気づいたらやってしまうこと」を観察する
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