Alessandro Parodi Bhanvi Satija

[ロンドン 12日 ロイター] - フランスの製薬大手サノフィは12日、ポ⁠ール・ハドソン最高経営責任者(CEO)を解任したと発表した。主力医薬品の後継品開発を軸とする業績立⁠て直しが停滞し、米国のワクチン事業を巡る逆風⁠も強まっていた。

サノフィは独製薬大手メルクのベレン・ガリホCEOを後任に指名した。ガリホ氏は4月29日の株主総会終了後に就任⁠する予定。

ハドソン氏は17日付で辞任する。任期更⁠新⁠を2カ月後に控えて退任に追い込まれた格好だ。医薬品パイプラインと株価の立て直しを託されて2019年にCEOに就任したものの、主力商品の⁠湿疹治療薬「デュピクセント」への依存度を下げることに苦戦し、投資家から圧力を受けていた。

LSEGによると、ハドソン氏就任以降の配当を含む株主リターンは33%だった。これは英アス⁠トラゼネカの133%、GSKの65%を大幅に下回る。

サノフィは1月下旬、米国の政策変更などにより、今年のワクチン売上高は「若干のマイナス」になると発表した。

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