[‍4日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が続落して取引を終えた。割高感や人工知能(AI)株高がピークに達したのではないかとの懸念を背景に、半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)やデータ解析企業パランティアなどハイテク株が売られた。    引け後に決算を発表したアルファベットは時間外取引で2%上昇。今年の設備投資を一段と強化する姿勢を示した。通常取引では2%近く下落していた。    AMDは17%急落。前日発表した四半期売上高見通しに失望が広がった。

    エヌビディアも3.4%下落し、フィラデルフィア半導体指数は4.4%安となった。    決算を好感して前日に大きく上昇していたパランティアも、この日は12%近く急落した。    アージェント・キャピタルのポートフォリオマネジャー、ジェド・エラーブルック氏は「(AI)インフラ整備は前例のない規模で進められ、消費者や企業のAIツール導入も前例のない速さだ」と指摘。「株式市場は株価の適正水準や将来の展望を見極めるのに非常に苦労している。市場は突然懐疑的になり、懸念を抱⁠いている」と述べた。    一部のソフトウエア関連株は、AIの急速な進歩でサ‍ービスが代替されるとの懸念から一段安。スノーフレークが4.6%、データドッグが3.3%、それぞれ下落した。    AI関連株が売られる一方、比較的割安な銘柄に資金がシフトし、S&P500バリュー指数は5営業日続伸。グロース指数は下落した。    S&P500が下落する中でも、主要11業種‍のうち7業種は上昇。エネルギーや素材が好調だった。    サーバー製‍造の米スーパー・マイクロ・コンピューターは13.8%急伸。AI向け‍サーバーに対する堅調な需要が続くと見込み、通期の売上高見通しを上方修正したことを好感した。    製薬大手イーライリリーも約10%上昇。2026年の利益見通しが市場予想を上回った。    S&P500構成銘柄では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.6対1の比率で上回った。    米取引所の合⁠算出来高は246億株。直近20営業日の平均は199億株。

   終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 49501.30 +260.31 +0.53 49323.59 49649.86 49112.43

 前営業日終値 49240.99            

ナスダック総合 22904.58 -350.⁠61 -1.51 23217.02 23270.07 22684.51

 前営業日終値 23255.19            

S&P総合500種 6882.72 -‍35.09 -0.51 6924.50 6936.09 6838.80

 前営業日終値 6917.81            

ダウ輸送株20種 19715.56 +456.23 +2.37      

ダウ公共株15種 1083.15 -5.07 -0.47      

フィラデルフィア半導 7619.16 -347.18 -4.36      

VIX指数 18.64 +0.64 +3.56      

S&P一般消費財 1933.87 -22.64 -1.16      

S&P素材 652.65 +11.57 +1.80      

S&P工業 1433.77 +3.42 +0.24      

S&P主要消費財 970.85 +10.11 +1.05      

S&P金融 896.09 +7.10 +0.80      

S&P不動産 262.31 +3.95 +1.53      

S&Pエネルギー 813.78 +17.89 +2.25      

S&Pヘルスケア 1817.37 +21.99 +1.23      

S&P通信サービス 465.68 -7.92 -1.67      

S&P情報技術 5387.62 -104.32 -1.90      

S&P公益事業 437.51 -1.92 -0.44      

NYSE出来高 18.42億株          

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 54550 + 30 大阪比    

シカゴ日経先物3月限 円建て 54480 - 40 大阪比    

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。