Stefanno ‍Sulaiman Gayatri Suroyo

[ジャカルタ 19日 ロイター] - インドネシアのプラボウォ大統領が中央銀行理事会メンバーに自身のおいを指名したと大統領報道官が明らかにした。

プラボウォ政権は経済成長率を現在の約5%から2029年までに8%に引き上げる野心的な目標を掲げており、投資家の間では中銀の独立性を巡る懸念が強まっている。

通貨ルピアは19日の取引で、このニュースや米国の関税政策を巡る不透明感などを受けて9カ月ぶりの安値を付けた。

報道官は記者団に対し、国会に提出された⁠候補3人にプラボウォ氏のおいで現在‍副財務相のトマス・ジワンドノ氏が含まれると述べた。今回の指名はジュダ・アグン副総裁が27年の任期満了を前に辞任したこ‍とを受けたものだという。

プル‍バヤ財務相はアグン氏が財務省‍に移籍すると述べた。その上で、ジワンドノ氏が中銀に加わっても独立性は損なわれないと強調。

「(市場が)それに気づけば(ルピアは⁠)上昇するだろう」とし、財務省と中銀が財政・金融政策を調⁠整することで経済成‍長の加速を促すと述べた。

中銀はアグン氏が今月13日に辞表を提出したと確認した。さらに、持続可能な経済成長を支えるため、ルピアと金融システムの安定維持に引き続き注力すると表明した。

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