Ernest Scheyder
[8日 ロイター] - S&Pグローバルは8日に発表したリポートで、AI(人工知能)と防衛分野の成長により2040年までに世界の銅需要が50%増加するものの、リサイクルや採掘を増やさなければ供給量は年間1000万トン以上不足するとの見通しを示した。
過去10年間は電気自動車(EV)業界が需要を押し上げてきたが、エアコンなど銅を大量に使う電化製品への伝統的な需要に加え、今後14年間はAI、防衛、ロボット産業がさらに銅を必要とするという。
世界全体の年間需要は25年の2800万トンから、40年には4200万トンに達する見込み。新たな供給源がなければ需要の約4分の1が満たされないことになる。
銅は電気伝導性が優れており、S&Pは「世界の電化が基調的な需要要因となっている」と指摘した。