[チューリヒ 10日 ロイター] - スイス政府は10日、米国がスイスからの輸入品に課す関税を39%から15%に引き下げる措置が11月14日に遡って適用されると発表した。

両国は先月14日、米国がスイス製品への関税を引き下げ、スイス企業が2028年末までに米国に2000億ドルを投資することで暫定合意していた。

スイス政府によると、米国がスイス製品に課す貿易加重関税率は7─9%と、税率39%の場合より10%程度低くなる見通し。

先月の合意で両国は、米国が通商拡大法232条に基づき医薬品に追加関税を課した場合でも、スイスからの医薬品輸入に対する関税は15%を超えないとした。

それでもスイスのパルムラン経済相は、トランプ政権が以前、処方薬に対する関税引き上げの可能性を示唆したことに言及し、「何が起こるかは分からない」と記者会見で述べた。

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