Liz Lee John Geddie

[北京 18日 ロイター] - 高市早苗首相の台湾有事を巡る発言を受けて日中関係が緊張する中、中国の映画配給会社が少なくとも2本の邦画の公開を延期した。国営放送の中国中央テレビ(CCTV)が17日夜に伝えた。国内の観客の感情悪化を考慮した「慎重な判断」だという。

2作品は近く公開予定だったアニメ「映画クレヨンしんちゃん 超華麗! 灼熱のカスカベダンサーズ」と漫画を原作とする実写映画「はたらく細胞」。

CCTVはまた、アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は当初好評だったが、高市氏の発言後、「中国の観客の強い不満」により興行収入が落ち込んでいると報じた。

高市首相は7日の衆院予算委で、台湾有事が日本の集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」になり得ると述べた。これを受けて中国は国民に日本への渡航を控えるよう呼びかけるなど強く反発している。

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