Diana Novak Jones

[シカゴ 12日 ロイター] - 米中西部イリノイ州シカゴの連邦陪審は12日、エチオピア航空のボーイング737MAX旅客機が2019年に墜落した事故を巡り、ボーイングが犠牲者の遺族に2800万ドルを支払うことを命じる評決を下した。

同事故と、その5カ月前に起きたインドネシアのライオン・エアの737MAX旅客機墜落事故では合計で346人が亡くなっている。2つの事故に関連して数十件の訴訟が提起されており、今回がそれらの訴訟での初の評決だった。

原告代理人弁護士によると、当事者間の話し合いの結果、事故で死亡した国連開発計画(UNDP)コンサルタントのシカ・ガルグ氏の遺族は評決で示された2800万ドル全額に経過利息26%を加えた3585万ドルを受け取り、ボーイング側は控訴しないことで合意が成立したという。

訴訟を通じて原告側は、737MAXが設計上の欠陥があり、ボーイングはその危険性を乗客や一般の人々に警告する義務を怠ったと主張していた。

ボーイングはコメント要請に応じなかった。

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