<人間の出したゴミのせいで傷つく野生動物たち。発見者は、目の前に「歩く瓶」が現れたと語る>

米ニュージャージー州ののどかなエリアでは、シカを目にすることも珍しくない。野生のシカと人間が共存しているという。

しかしながら、同州中部マンモス郡のコルツ・ネックで発見されたシカは、想像の斜め上を行く姿だったため、遭遇した男性2人は2度見する必要があった。首から下はシカのフレームなのに、頭部がおかしい。

男性たちは、目の前の見慣れない生物を確認しようと近づいた。ゆっくりと距離を詰めて、やはりシカだと確信した。ただひとつおかしいのは、頭がすっぽりガラスの球体にまっていたことだ。

特異な姿の個体は追放される

シカは通常、群れを作って行動する動物だが、ガラス球に頭を突っ込んだシカの周りに仲間の気配はなく1人ぼっちだった。

マンモス郡動物虐待防止協会(MCSPCA)によると、シカは群れのなかに通常の姿でない個体が発生した場合、外的からの襲撃のリスクを回避するために、群れから追放するという。このシカが、いつからガラス球を被って生活していたのか分からないが、この間は水を飲むことさえできなかっただろう。

動物情報サイト「アニマル・ビーイング・キュート」は、原因を特定するのは難しいとしながらも、この若いオスのシカが、人間の持ち込んだゴミに何らかの拍子で頭を突っ込んで抜けなくなってしまった可能性を示唆している。

歩くマヨネーズ容器