Joshua McElwee
[バチカン市 14日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は、企業幹部に従業員よりはるかに高い給与を支払う報酬体系を批判し、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対する約1兆ドルの巨額報酬案を例に挙げた。14日にカトリック系ニュースサイトCruxで公開された即位後初のメディアインタビューの抜粋で分かった。
シカゴ出身の教皇はまた、国連、ペルーで数十年行った宣教活動、教皇としての役割への適応、3年にわたるウクライナとロシアの紛争に対する平和への希望にも言及した。
レオ14世は、頻繁にインタビューに応じたフランシスコ前教皇と異なる控えめなスタイルで、用意した原稿に基づいて発言することを好むという。
教皇は、近く出版される伝記のために7月末に応じたインタビューで「60年前のCEOの給与は従業員の4─6倍だっただろうが、(今は)600倍だ。昨日、イーロン・マスク氏が世界初の兆万長者になるとのニュースが流れた」と指摘。
「これはどういうことなのか。もし、もはやそれだけが価値を持つとしたら、われわれは大変な問題を抱えている」と述べた。