[ジャカルタ 11日 ロイター] - インドネシア政府はこのほど策定した人工知能(AI)に関する国家戦略の草案で、急成長するAI技術の地域的ハブになる目標の達成に必要な資金を確保するため「ソブリンAIファンド」の設立を提唱した。ロイターが国家戦略の草案文書を確認した。

179ページに及ぶ草案文書は、新たな政府系投資ファンド「ダナンタラ・インドネシア」が中心となって運用することを推奨している。

ダナンタラ・インドネシアはコメント要請に返答していない。

文書は必要となる資金の総額には言及していないが、2027年から29年にかけて官民合同型のファンドを設立することを想定。国内投資家向けのインセンティブを拡大する方針を示しているが、詳しくは説明していない。

文書は、インドネシアのAI開発を推進する工程や、30年までのAI政策に関する戦略を勧告している。

インドネシアの通信デジタル省は、一般からの意見を踏まえた上でAI国家戦略の最終版を策定するとしている。

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