[13日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などは13日、サウジアラビアの政府系ファンドが所有するAI(人工知能)スタートアップ企業「ヒュメイン」との業務提携を発表した。

トランプ米大統領の湾岸諸国歴訪に合わせて発表されたもので、サウジが進めるAI開発とクラウドコンピューティングインフラ強化に向けた計画の一環。

エヌビディアはサウジで数十万個のAI半導体を販売する計画。第一弾として1万8000個のAI向け次世代半導体「ブラックウェル」をヒュメインに提供する。

AMDも100億ドルの協力関係を結んだと発表したほか、クアルコムもヒュメインとの間でデータセンター用CPU(中央演算処理装置)の開発・製造に関する覚書を交わした。

エヌビディアとヒュメインは、エヌビディアのプラットフォームを活用し、脱石油依存を目指すサウジをAI、GPU(画像処理装置)、クラウドコンピューティング、デジタル変革のグローバルリーダーにすることを目指すという。

サウジの事実上の指導者であるムハンマド皇太子は12日、同国でAI技術を開発・管理する新会社ヒュメインを設立。サウジの公共投資基金(PIF)の下で運営され、データセンターやAIインフラなどのAIサービス・製品を提供する。

トランプ大統領は13日、湾岸諸国歴訪の最初の訪問国サウジでムハンマド皇太子と会談し、サウジによる米国への6000億ドルの投資確約を取り付けたほか、約1420億ドル規模の武器売却でも合意した。

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