Helen Reid

[ロンドン 7日 ロイター] - 欧州の衣料ネット通販大手ザランドは7日、回転の速いファッショントレンドに対応できるよう、生成型人工知能(AI)を使ってアプリとウェブサイト用に迅速に画像を作成していると明らかにした。

また、AIが生成したモデルの「デジタルツイン」を開発し、マーケティングに活用しているという。

ザランドのコンテンツ・ソリューション担当バイスプレジデント、マティアス・ハーゼ氏はロイターに対し、生成AIを使うことで画像制作に必要な時間が6─8週間から3─4日程度に短縮され、コストが90%削減されると説明。AIが生成したコンテンツは顧客のエンゲージメントを高めるとし、「AIのコンテンツが人間が作ったコンテンツより優れているかではなく、どれだけ新しく、どれだけ顧客と関連性があるかが重要なのだ」と語った。

時間とお金をかけて広告用の撮影をしてきたファッション業界にとって、AIを使用した迅速かつ低コストでのマーケティングは高級ブランドよりもはるかに少ない予算の小売り業者にとって特に魅力的だ。

デジタルツイン技術により、ザランドはAIが生成したモデルを商品の広告に使い、実際に撮影をすることなく、商品ページでさまざまなポーズを表示することができる。

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