保護されたヌベ・ビアヘロには早速治療が施された。極度の栄養失調状態で「栄養と薬を静脈注射で与えても効かない。わずか2日でヌベ・ビアヘロの容態は悪化した」。

「ヌベ・ビアヘロは深い悲しみのあまり鬱になり、生きる気力を無くしてしまった」と治療に当たった獣医は語る。

深い悲しみに侵されたヌベ・ビアヘロの心は、もう喜びを感じることもできないくらい修復不可能なレベルに達してしまった。

コロンビアには首都ボゴダの8万匹をはじめ、たくさんの野良犬が溢れているという。来ることのない迎えを信じ、力尽きるまで飼い主を探し続けたヌベ・ビアヘロが捨てられてもいい理由なんてあっていいのだろうか。

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