Nandita Bose

[6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、ホワイトハウスに宗教の自由に関する新たな組織を設置するとともに、ボンディ司法長官に対して連邦政府内の反キリスト教的偏見を根絶するための専任チームを指揮するよう命じると明らかにした。

大統領が出席する伝統的な行事である朝食会は2023年に2部制へ変更され、第1部は議会で上下両院議員が参加し、第2部はホテルでのプライベート形式になった。

トランプ氏は第1部では議員らに「団結」を呼びかけ、自身の暗殺未遂事件後に宗教との向き合い方が変わったと述べるなど比較的穏当な姿勢だった。しかし第2部になると党派色を強め、就任から2週間で「(社会正義に目覚めた)ウォーク」の排除で大勝利したと自賛するとともに、「宗教的な差別」からキリスト教徒を守るための措置を発表した。

トランプ氏は専任チームの使命について「連邦政府内、特に全くひどい司法省や内国歳入庁、連邦捜査局(FBI)などを含めてあらゆる反キリスト教的な攻撃や差別を直ちにやめさせる」と強調した。

トランプ氏は反キリスト教的偏見の具体例は示さなかったが、以前にはバイデン前政権がキリスト教を狙い撃ちにするために連邦政府の力を使ったと訴えていた。

ホワイトハウスの「信仰局」トップには、長らくトランプ氏の宗教顧問を務めてきたポーラ・ホワイト牧師が就任する予定。このほかホワイトハウス内には宗教の自由を扱う新たな委員会が創設される。

ただこうした組織や措置は、教会と国家の分離を定めている合衆国憲法に違反するのではないかとの疑念も生まれそうだ。

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