マラウィでは、判明しているだけで武装勢力の戦闘員300人以上、治安部隊の兵士82人、市民44人の計400人以上が死亡した。

市民の遺体の中には、頭部が切断されたものもあり、軍の前進ととともに、武装勢力による「蛮行」によって殺害される市民数が急激に増えることを、軍は警戒している。

フィリピン軍側は連日、武装勢力に対し「いますぐ降伏するか、死ぬかだ」と、拡声器で呼びかけている。紛争地区に閉じ込められた市民に対しては、救助を申し出ている。

当局側は、武装勢力の弾薬や補給がつきかけているとみているが、マラウィ奪還に期限はないとしている。

タンプス中佐は、マラウィに援軍が投入された時、死者数の多さに当初、危惧の念を抱いたという。「だが来てしまえば、規律が効いて、集中するようになった」と語った。

(翻訳:山口香子、編集:下郡美紀)

[ロイター]
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