<金正男暗殺事件に関してマレーシア警察は22日午前記者会見を開き、容疑者のひとりが北朝鮮大使館の職員だと発表。今回の事件に関し、北朝鮮による犯行という見方が濃厚になってきた>

マレーシア警察は22日午前記者会見を開き、13日にクアラルンプール空港で暗殺された金正男とみられる北朝鮮国籍の男について捜査状況を説明した。

現地ニュースチャンネル、アストロアワニの中継によれば、カリド・アブ・バカル警察庁長官は「容疑者5人のうち4人は既に出国して北朝鮮・平壌に帰国していると推測される。今日、北朝鮮政府にこの4人の送還を要請した。もう1人の容疑者リー・クリアについてはマレーシア国内にまだ滞在しており行方を追跡中だ」と明らかにした。

さらに「北朝鮮国籍の容疑者2人がまだマレーシア国内に滞在している可能性があり、1人は北朝鮮大使館2等書記官ヒョン・ガンソン、もう1人は北朝鮮国営航空の職員キム・イクヨルだ。この2人について北朝鮮大使館に面談を申し入れている」と明らかにした。

北朝鮮大使館員ら2人の新たな容疑者 (c) YTN / YouTube
 また、前日21日にマレーシア入りしたとも噂された金正男の息子キム・ハンソルによる遺体確認については「まだ家族が訪れて遺体引き取りを要求したことはない。この件に関する一連の報道はすべて真実ではない」と、キム・ハンソルの極秘マレーシア入りなどの一連の報道を一蹴した。一方で、「遺体確認のために遺族や親族がきた場合は、あらゆる手段を使って保護することに努める」と語った。 北朝鮮の捜査協力を一蹴