相手がエリート・サラリーマンなら、「独立するとゴールドカードが作れなくなりますよ」とか「自営業者になると年金は全額自己負担になりますよ」「大企業の看板がないと、紹介があっても人に会ってもらえなくなりますよ」などと言えば、たいていの人は独立を諦めます。

 同じように、嫁ブロックにあっていて、なかなか決断できないという相談も多数ありました。そのような時には、「嫁ブロックを突破できていない段階で、あなたには起業家としての才能がゼロなので、諦めた方がいいですよ」とかなり厳しくアドバイスしてきました。

 配偶者というのはこの世の中でもっとも信頼できる相手です。この相手を説得できないようでは、独立したり転職したりしても、うまくいかない可能性が高いのです。その意味では、嫁(夫)ブロックは、本人にとって最初のテストのようなものなのです。

 とりあえず反対してみて、それでも納得できるような答えが相手から返ってきた場合には、今度はポジティブに可能性を検討してあげてもよいと思います。こうしたやり取りができるのは、夫婦だけであり、これ以上の相談相手はいないはずです。

※第4回:なぜ投資の初心者が高度なFXをやりがたるのか


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