マスク氏はこの投稿に「その通り。たくさんのペットが自動運転によって救われる」と返信している。

理論的には、自動運転車は動物を検知するとすぐに停車や減速ができるとされ、従って衝突件数は減る想定だ。

自動運転タクシーを運行しているウェイモは、グーグルの親会社であるアルファベットの子会社。

自動運転技術についてはテスラやウーバーも、長期的な成長戦略の中心として、さらには投資家にとっての魅力を高める目的で、競ってテストや実用化を進めている。

ウェイモの広報は本誌に寄せた電子メールで「猫の飼い主と、この猫を愛していた地域住民の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。彼に敬意を表して地元の動物愛護団体に寄付します」と表明した。

非営利団体センティエント・フューチャーズを創設したコンスタンス・リー氏は、「これがまさにアルゴリズムの偏りだ。今週初め、サンフランシスコ・ミッション地区で愛されていた猫のキットカットがウェイモにひかれて死んだ。目撃者によると、ウェイモは『止まろうとさえしなかった』」とXにポストした。

コンテンツクリエーターのジェイク・ガゲイン氏はXにこう書き込んでいる。「あまりにも悲しすぎる。サンフランシスコでウェイモの自動運転車が9歳のキジトラ猫をはねて死なせた。目撃者によると、ロボタクシーは制動も回避もせず、猫を縁石に押し付けた。ランダズ・マーケット前で営まれた追悼式には数千人が集まり、サンフランシスコの人気者だった猫の死を悼んだ。キットカットよ、安らかに」

事故現場近くの歩道にはキットカットの記念碑が設けられ、写真の前に花やキャンディが供えられている。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます