[ハノイ 29日 ロイター] - ベトナム統計総局が29日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比3.32%増と、昨年第4・四半期の5.92%増から伸びが鈍化した。スマートフォンと電子機器の輸出が大幅に減少した。

第1・四半期の輸出は全体で前年同期比11.9%減少。世界的な需要低迷が響いた。

統計総局は「世界経済には引き続き複雑な動向と不透明感が見られる」と指摘。主要貿易国の需要鈍化と高インフレを指摘した。

最大の輸出品目であるスマートフォンの輸出は前年比15%減の130億ドル。電子機器の輸出は10.9%減。

キャピタル・エコノミクスは「ベトナムは世界有数の開放経済であり、外需低迷が経済の重しになっている」と指摘。過剰債務を抱える不動産部門が融資条件の厳格化で打撃を受けたと述べた。

第1・四半期の鉱工業生産は前年比2.3%減少、財(モノ)とサービスの小売売上高は13.9%増加した。

3月の消費者物価は前月比0.23%下落、第1・四半期の平均は前年同期比4.18%上昇した。

政府は今年のGDP伸び率目標を6.5%としている。昨年は10年ぶり高水準の8.02%だった。

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