[ソウル 24日 ロイター] - 北朝鮮は24日、西岸から海上に向け10発の砲撃を行った。朝鮮中央通信(KCNA)が朝鮮人民軍総参謀部の話として伝えた。海上の南北境界線を越えた北朝鮮の船舶に韓国軍が威嚇射撃を行ったことに反発した。

総参謀部の報道官は、韓国軍が巡視活動を理由に午前3時50分(日本時間同じ)ごろに威嚇射撃を行い、北朝鮮側は午前5時15分ごろに多連装ロケット砲を10発発射したと述べた。

韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮の商船が事実上の南北境界線である北方限界線(NLL)を越えたために威嚇射撃を行い、船を引き返させたと発表した。

これに対し北朝鮮側は、韓国海軍の船舶がNLLを越えて「正体不明の船を追跡するという口実で」威嚇射撃を行ったことを受け、砲弾10発を発射したと表明。朝鮮人民軍総参謀部は「敵の船舶」を砲弾によって「容赦なく送り返す」よう命じたと主張した。

韓国軍合同参謀本部は声明で「朝鮮半島と国際社会の平和と安定を害する恒常的な挑発と非難を直ちに中止するよう、改めて北朝鮮に促す」と述べた。

北朝鮮はここ数週間、米韓合同軍事演習への抗議としつつ、短距離弾道ミサイルや砲弾の発射を繰り返している

韓国軍は先週、毎年実施している「護国」軍事演習を開始した。演習は28日までの予定。韓国海軍は24日、西岸沖で米軍と4日間の演習を実施すると発表した。

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