[東京 30日 ロイター] - エイチ・アイ・エスは30日、傘下のテーマパーク「ハウステンボス」の保有全株式を香港のPAG Asia Capital Limitedが運用するプライベートエクイティファンドに売却すると発表した。
九州電力など他の株主の持分は、ハウステンボスが自己株取得する。譲渡に関わるハウステンボスの株式価値は全体で1000億円程度になる。売却後は、PAGが100%議決権を保有する。
HISの譲渡価額は666億6000万円。株式譲渡日は9月30日の予定。保有する2000万株を売却し、2022年10月期第4・四半期の個別決算で646億6000万円の特別利益を計上する。連結決算においては今後金額を精査の上、特別利益を計上する。
また、ハウステンボスはHISによる株式売却に先立ち、発行済株式のうち、九州電力、西部ガスホールディングス、九電工、九州旅客鉄道、西日本鉄道が所有する計1000万株を自己株式として取得する。
九州電力は売却益112億円を23年3月期第2・四半期に有価証券売却益として特別利益に計上する。西部ガスHDの売却益は84億円となる見込みで、JR九州や西鉄も同様に特別利益として計上するとした。