[香港/シンガポール 1日 ロイター] - 香港区議会(地方議会)の議員は31日、英金融大手HSBCに対し、アジア事業を分離し筆頭株主の中国平安保険から取締役を迎え入れるよう求めた。HSBCは否定的な見解を示した。

クリスティン・フォン議員は「HSBCのアジア事業を分離することを提案する。香港への『プライマリー上場』を回復することが少数株主の利益を守る最善の方法だ」とフェイスブックに投稿。

「われわれは2020年の配当見送りから教訓を受けた。従って中国平安保険がHSBCに取締役を送ることを強く支持する」とした。

また、この提案は「500人以上のHSBCの個人投資家」に支持されていると指摘した。

HSBCは1日、アジア事業の分離や独立には巨額の執行コストや納税額・維持費の増加が伴う可能性があると反論した。

またHSBCのノエル・クイン最高経営責任者(CEO)は、利益相反の可能性があるため平安保険から取締役を迎え入れる可能性は低いと発言。銀行・保険事業で両社のビジネスモデルが重なっていると指摘した。

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