施工業者の四川路橋集団が今年初めに公開した広報資料によれば、紅旗橋は完成したばかりだったという。ロイター通信によると、今回の崩落による死傷者は報告されていない。

しかし、相次ぐ事故は、中国がかつてのように大規模なインフラ投資を続けられなくなっているのではないかという懸念を呼んでいる。

かつては成長を支えるために、道路、鉄道、空港といったインフラに数兆ドル規模の資金を投入してきた中国だが、近年は品質管理の低下や、地質的に不安定な地域での建設に対する疑念が高まっている。

中国当局はこうした事故を「自然災害」、たとえば地滑りや洪水などによるもの、あるいは単発的な出来事として説明することが多い。しかし、建設安全の専門家や国際的な観測筋は、地震や環境リスクの高い地域で急ピッチに進められる開発に対し、規制監督の不十分さを引き続き指摘している。

中国人ジャーナリストのリー・ズーシン氏はXにこう記した。「この橋の崩落は、地滑りによる山の変形が原因だった。これは自然災害だ」

四川路橋集団は四川日報に寄せた声明の中で、「現時点で道路の再開時期は未定」と述べている。当局は、橋の崩落原因についての調査を進めていると発表した。

【動画】一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・全長758mの紅旗橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」
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