残されていたのはどんな写真?

どうやらこれらのカメラは、以前はアジア系のカップルが所有していたものだったようで、彼らの姿が映された旅行写真が何枚も残っていた。

そして、これらの写真はただの旅行写真ではなかった。写真には、イタリア、アラスカ、コロラド、韓国、マレーシア、カリフォルニア、ワシントン州、ユタ州、サウスダコタ州、ワイオミング州、ネバダ州、イスラエル、ヨルダン、エジプト、ポルトガルといった場所への旅行の様子が収められていた。

「本当に衝撃を受けた」とカイルは語る。「古いカメラを買うと、旅行の写真が何枚か残っていることは珍しくない。だが、何年分もの写真が見つかったのは今回が初めてだ」

この写真の素晴らしさは、カップルが撮影していた光景の素晴らしさだ。アラスカのツンドラ地帯、米サウスダコダ州のラシュモア山、ヨルダンのペトラ遺跡、エジプト・ギザのピラミッドとスフィンクス、さらには故フランシスコ教皇を写した写真や動画まであった。

「客観的に見ても美しい写真ばかりだった。本当に撮るのが上手だった」とカイルは語る。「おそらく数人しか見たことのなかったであろう、これらの写真を見せてもらえたのは名誉だ。こんなこと、もう二度とないだろう」

前の持ち主がカメラを手放した理由
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