中国の習近平総書記(国家主席)は19日、台湾の最大野党である国民党の次期主席(党首)に選ばれた鄭麗文氏に祝電を送り、「国家統一」の推進に向けて努力するよう呼びかけた。中国国営の新華社通信が報じた。

習氏は中国共産党総書記としての立場で鄭氏に祝電を送っており、両党が「共通の政治的基盤」を強化するべきだと述べた。また両党が「交流と協力を深めて共通の発展を促進し、国家統一を推進するために台湾の大多数の人々を団結させる」べきだと付け加えた。

鄭氏は元立法委員(国会議員)で17日の党内選挙で勝利し、11月1日に国民党の党首に正式就任する予定。党首選は中国の干渉疑惑が取り沙汰された。

鄭氏は習氏に対する返電で、国家統一について言及は避けながら「両党が既存の基礎に基づいて、両岸(中台)の交流と協力を強化し、台湾海峡の平和と安定を促進するべきだ」と応じたという。



[ロイター]
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