ミルトン・フリードマンの日本経済論

 著者:柿埜真吾

 出版社:PHP研究所

 要約を読む

1976年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカの経済学者ミルトン・フリードマン。自由主義経済の重要性を説き、一貫して政府による市場経済への介入を批判し続けたことから「市場原理主義者」と呼ばれてきました。20世紀の経済学に大きな足跡を残した一方で、「冷血なマネタリスト」といったイメージが先行し、日本での評価は必ずしも高いとはいえません。

本書は、そうした偏った見方を超えてフリードマンの功績を正しく捉えようとする一冊です。氏の生い立ちから思想、そして経済提言が世界に及ぼした影響などを丁寧に描き出します。

さらに、フリードマンは日本に興味を持ち、日本経済を研究対象としていました。日本は少子高齢化などの課題を抱えながらも、「きわめて効率的で生産的な社会」と評価していたといいます。

フリードマンの経済論に触れることは、現代日本が直面する問題を考える上で貴重な示唆を与えてくれるはずです。

flier編集部

本の要約サービス「flier(フライヤー)」は、「書店に並ぶ本の数が多すぎて、何を読めば良いか分からない」「立ち読みをしたり、書評を読んだりしただけでは、どんな内容の本なのか十分につかめない」というビジネスパーソンの悩みに答え、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供しているサービスです。

通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたいビジネスパーソンに利用されており、社員教育の一環として法人契約する企業も増えています。

このほか、オンライン読書コミュニティ「flier book labo」の運営など、フライヤーはビジネスパーソンの学びを応援しています。

flier_logo_nwj01.jpg

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます