アメリカは9月2日にも別の船舶にミサイル攻撃を実施している。トランプによると、ベネズエラを拠点とする麻薬カルテル「トレン・デ・アラグア」が運用する船だった。トランプは年初の大統領令でこの組織をテロ組織に指定していた。この攻撃では11人が死亡した。今回の攻撃の対象が同じトレン・デ・アラグアだったかどうかについて、トランプは明らかにしていない。

トランプ政権は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領がアメリカに麻薬を流入させるカルテルの首謀者だと非難しており、その逮捕につながる情報に対する報奨金を2500万ドルから5000万ドルに倍増させている。

この一連の攻撃は、麻薬密輸ネットワークに対して軍事力を行使するというトランプの姿勢の明確なエスカレーションを示している。

トランプは、船が爆発・炎上する様子を収めた30秒の動画も公開したが、その船が麻薬を運んでいたことを裏付ける証拠は示されていない。

9月15日の記者会見でマドゥロによる報復の可能性について問われたトランプは、ベネズエラ本土に攻撃する可能性を否定しなかった。

大統領権限の過剰行使の疑い
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