<15歳で亡くなったイタリアの少年、カルロ・アクティス。彼を聖人としたバチカンの思惑とは>
ローマ教皇レオ14世は、15歳で亡くなったカルロ・アクティスを、カトリック教会初のミレニアル世代の聖人として列聖した。彼は「神のインフルエンサー」とも呼ばれ、信仰を広めるためにテクノロジーを駆使したことで知られている。
9月7日、教皇はバチカンのサンピエトロ広場で列聖式を行い、そこでアクティスを聖人と認定した。
アクティスは、普通のティーンエイジャーとしての生活と、厳格なカトリック信仰、テクノロジーを活用した聖体への献身の推進を鼎立させたことから、現代的な聖性の模範として位置づけられた。
この列聖は、デジタル時代における信仰の在り方を若い世代に語りかけ、現代的で共感を呼ぶ聖人像を示すという、バチカンの意図的な取り組みの一環だ。
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