<盤石なのか、崩壊に向かっているのか。習近平の後任はほとんどいないが、ただ一人「適格者」が控えている>

中国共産党の幹部や引退した長老らが8月上旬、河北省にある避暑地の北戴河に集結した。

この毎年恒例の「北戴河会議」では今回、10月に予定される重大行事、第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)に向けて話し合いが行われた可能性が高い。

一方、3期目を務める中国の習近平(シー・チンピン)国家主席は数カ月前から、政治権力の低下が取り沙汰されている。今や各国の中国政策専門家もその話題に夢中だ。だが彼らの見方は、噂や意図的に流出した文書に基づくことが避けられないため、しばしば矛盾している。

英経済誌エコノミストに言わせれば、習の権力はこれまで以上に盤石だ。

だが米保守派シンクタンク、ジェームズタウン財団は正反対の見解を示している。精神分析を持ち出して、子供時代のトラウマのせいで習の失墜は近いという説を唱える向きもある。

お粗末な当て推量だらけの状況で、現実をより明確に把握するにはどうすべきか。3つの事実を覚えておくことが、助けになるかもしれない。

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迷宮化する中国の権力構造
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