「髪は自然のバリアになりうるものの、完全ではありません。紫外線によるDNAの損傷は頭皮がんの原因になりうるほか、毛包や皮脂腺の機能も損なう可能性があります」

髪の毛幹の紫外線損傷に関する研究は現在も進行中だが、2006年の研究では肌ほどの保護は不要との見方もある。

 

しかしアパロヴィッチ氏は、強い日差しのもとでは髪と頭皮の両方を守るUV加工の製品の使用を推奨する。

そしてカンナ医師はさらに、毛包レベルでの紫外線曝露は[皮膚のターンオーバーを担う]ケラチノサイト増殖の抑制やアポトーシス(細胞死)を招き、毛周期(ヘアサイクル)を早期休止期に移行させる恐れがあると警告する。

効果的な製品と使い方

専門家は、髪と頭皮を守るには多角的なアプローチが最適だと口を揃える。物理的なバリアとしては、つばの広い帽子やスカーフが最も有効だ。

次に有効なのは、頭皮専用のスプレーやパウダーであり、特にミネラルパウダーの日焼け止めは塗り直しやすく、髪を軽く保つこともできる。

アパロヴィッチ氏は、髪にはスプレータイプ、頭皮にはクリームタイプを勧め、オキシベンゾン、ホモサレート、オクチノキサートなどの内分泌かく乱作用が指摘される有害成分は避けるよう注意を促す。

よくある誤解とは?
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